Private lesson book

〜性に悩む男性のための風俗レッスンメモ〜

風俗での性病感染の盲点

風俗の衛生観念について注意喚起でこのお話をすると、驚かれる人が多いのでご紹介。

 

※医療従事者ではありませんので、あくまでも実体験などでの注意喚起と思って読んでください。

 

 

少し前に再び梅毒の感染者が増えているとのニュースを目にしました。

 

平成31年1月1日から梅毒の発生届の基準が改正されたとのことがあったので、それにより感染者数の統計が一気に増したとの見方をする人もいます。

急増しているというようなニュースは毎年繰り返し見かけていたので、増えているから取り締まりを強化したのか、強化したから増えたように見えているのか。

どちらかはわかりませんが、梅毒の感染者がたくさんいるという事実には変わりありません。

 

常日頃から風俗嬢は性病という感染症と隣り合わせの仕事をしています。

一方で、そこへ遊びに来る男性の感染症に対する意識の低さといったら、予防接種やインフルエンザや麻疹などが流行った際も言われてきましたが、働き盛りの中年男性が特に感染症に対する意識の低さから感染を広めていると言われることがよくあります。

忙しくて病院へ行く暇がないとか、臭いものに蓋的にもし陽性だったら怖いから病院へ行かないという、ただただ感染を広めるだけのおかしな思考だったり、風俗嬢の私がお客さんを見ていても手洗いうがい習慣がない人が多いように見えます。

 

ちなみにラブホテルに入って、すぐに手を洗う人って、こんなコロナ禍であっても100人に1人程度しかいません。

驚きませんか?それが普通ですか?

 

コロナが蔓延して、1年目の冬はかなりインフルエンザが減ったと言いますが、2年目の今年はどうでしたでしょうか。

コロナ感染者数も増えたので後遺症での咳かもしれませんが、咳をしたり、少し体調悪そうな人を街中で見かけるようになってきたと思いませんか?

 

人間は喉元過ぎれば熱さを忘れる生き物です。

そこに自分だけは感染しないといった根拠のない自信をなぜか持ち合わせます。

 

世界中でコロナウイルスという得体の知れない感染症と死の恐怖を味わっても、戒め続けることは無理なのです。

だからこそ自分の身は自分で守るしかありません。

警戒しながら注意して遊んでいても感染してしまうことは仕方ないとしても、何も意識しないで無防備で感染してしまうことの恐ろしさは、周りの人間へ移しやすくなることだと思います。

 

ウイルスはどこから侵入してくるか、よく考えてみてください。

目、鼻、口、陰部などの粘膜が多いと思います。

 

体調万全、健康良好であるとついうっかり忘れる意外な盲点があります。

 

女性の場合、激しいセックスで擦れた膣内にご注意を。

ローションを使わずにゴムで乾いた膣内に我慢を強いるピストン運動。

粘膜負傷します。

男性からの激しい指入れ、通称ガシマン。

ひどい場合、膣内出血を伴います。

 

気をつけてください。

そこから感染症リスクは高まります。

 

そして男女共に意外と忘れがちなのが口腔内です。

 

歯医者に行って治療したばかり、虫歯や歯列矯正、親知らずなどでの抜歯で、出血を伴う治療をしていれば、そこから体内へウイルスの侵入はしやすくなります。

さらに言えば、唇が乾燥して皮剥けしたところから切れたり、口内炎や頬の内側を噛んでしまって出血していませんか?

 

コロナやインフルエンザや風邪などでは、唾液などの飛沫感染意識をする機会も増えましたが、血液を介すと感染しやすくなる病気もあるのです。

血が出ていなくても、血が止まっていても抜歯をしていればそこは怪我と同等。

大袈裟に言えば、転んだ擦り傷や、うっかり紙で指を切ってしまったささいな切り傷なども感染症の入り口です。

大抵は免疫力なり抵抗力がしっかり働いていれば、性病感染にまでは及ばないとは思いますが、あまりにおかしな怖れ方をする人が多いので、正しく怖れてほしいのです。

 

不衛生なラブホテルやソープランドの湿気とカビにまみれたお風呂場で、普段なら気にもとめない小さな傷口からだって感染する可能性はゼロではないです。

 

ソープランドで勤務していた当時、風呂場の排水溝の蓋が縦にずれていてその上から踏んでしまい足の裏を切ってしまったことがありました。

足の裏なのでどうしても歩くたびに血が止まらず、翌日病院へ行くと風呂場は不衛生なので抗生物質を処方しておくと言われたことがあります。

ただの切り傷で抗生物質です。

 

知り合いの風俗嬢さんが、親知らずを抜いた数日後のキスで梅毒に感染してしまった人もいました。

別の風俗嬢さんで親知らずを抜いたけど、思ったほど腫れなかったから出勤しようかななんて言っていたので、全力で止めたこともあります。

それくらい盲点というか、陰茎や膣への警戒は持っていても、口腔内への警戒心が薄い人多いのです。

男性もキスはするけどクンニはしないとか、キスはしないけどクンニはするという謎思考の人も意外といます。

 

包茎や子宮頸がんの手術なども回復早いですが、傷口がしっかり閉じて医師からの許可が出てからsexをした方が良いですし、男性はオナニーで強めの手コキで負傷したちんこで風俗行く際は気をつけてください。

 

ついつい見逃しがちな小さな傷が感染症の入り口です。

 

少し不安を煽るような記事になってしまいましたが、小さな意識と心がけでリスクは下げられると思います。

 

感染しないさせない心がけ。

それでも感染してしまった場合は、他の人へ感染させないうちにさっさと病院へ。

さっさと薬を飲めば数日で治る性病がほとんどです。

 

明るく楽しく気持ちの良いセックスライフを満喫していきましょう。

 

 

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