数千人のセックスを見てきて、セックスレッスンでは男性の性の悩みと向き合い、緊張を解く目的でコミュニケーションがてら問診や望診を繰り返してきました。
特に陰茎のお悩みの方と童貞の男性には、睡眠、食事習慣、運動習慣、健康診断の結果、既往歴、オナニーの習慣、朝勃ちの有無など一通りお聞きしています。
あくまでも一個人の風俗嬢による統計になるので、医学的とか科学的根拠は分かりませんが、よく若年EDなどの傾向として心因性が多いと言われがちですが、約30歳前半頃までは毎日朝勃ちしていない方は、生活習慣に何かしら問題があると感じます。
✅オナニーが適正頻度でない(やりすぎオナニー、やらなさすぎオナニー)
✅糖新生体型をしている(食べているのに太れない、少し食べただけですぐ太る)
✅睡眠、食事、運動の不摂生(不眠と過眠、外食や加工食品などの食べ過ぎと質的な栄養失調、運動不足と運動のやりすぎ)
心当たりはありますか?
何事もやりすぎない、やらなさすぎない。
バランス大事です。
今回はオナニーと朝勃ちについて、普段お客様と話していることの一部をご紹介。
❌ストレス発散の捌け口に習慣化オナニーやっていませんか?
❌寝付けないからと快眠目的でのオナニーやっていませんか?
❌エロ画像や動画をなんとなく観ていたらムラムラしてきたからと惰性でオナニーしていませんか?
セックスに問題なく挑めている方は、そこまで気にしなくても良いと思います。
ですが、勃起力や持続力などに悩みを抱えて当セックスレッスンに来られる男性に質問をすると、上記の原因になっている方多いです。
ごくたまに毎日オナニーをしても問題ないくらい持って生まれた健康優良児みたいな男性もいますが、超レアキャラです。自分は該当していると思わない方が吉です。
女性の生理には不要になったものの排出の意味がありますが、男性の精子は命の源を毎日フル稼働で作り射精しているのだと考えると、年齢や食事や運動習慣にて個人差はありますが、週1〜2回が平均値かなと聞いていて感じます。むやみに出し過ぎは、当人の命をすり減らしている行為と言っても過言じゃないくらいに年齢の割に見た目の生命力や気力が薄くなっていたり、自律神経が乱れているような印象を受けます。
恋活や婚活がうまくいっていない童貞や素人童貞男性のオナニー頻度の多さも気になります。
毎日、人によっては1日数回など。
オナニーの射精頻度が過剰になっていると、動物的狩猟本能が薄らぎすぎてしまっているように感じます。
頑張って恋活に励んでみたものの、今日もうまくいかなかったから家で1人でシコるという負のループに陥っていませんか?
忘れていませんか?オナニーとは、自慰行為です。
自分で自分を慰めていては、女性に慰めてもらう機会を自分で奪っていることと同義。
動物的本能を目覚めさせるためには、自慰行為のやりすぎは厳禁です。
ではオナニーの適正頻度とは?
まずは自分の朝立ち具合を観察してみてください。
少なくとも30歳以下で毎日朝勃ちしていない人は、今すぐ生活習慣の改善など見直しが必要です。
オナ禁からの適正頻度に改善した男性の感想を聞くと、仕事や生活のQOLが上がったとおっしゃる方も少なくないです。
たまに50歳以降でいまだにほぼ毎日オナニーが習慣化しているおじさんもいらっしゃいますが、何事も長年の悪習慣は、体の内側の声に鈍感になり、変化を恐れ違いを感じられにくくなっているなと見えます。それなのに風俗や、いざパートナーの前ではED気味では本末転倒です。
一方で精通以来、オナニーが苦手で性に無頓着、無精するまで放置しているタイプの男性もいらっしゃいます。
どちらも極端で不健全だと思いませんか?
自然と生理現象として湧く性欲が適正頻度だと思うのです。
スマホでたまたま目に入ったエロ画像やAVなどの動画で、視覚的情報からムラムラスイッチを入れるのではなく、自然とムラムラ性欲がこみ上がってくるまでオナ禁をしてみるとか、その頻度で20代〜30代前半の男性は毎日朝勃ちチェックを怠らないようにしてみるのはいかがでしょうか。
お客様に質問をしていて、自分の朝勃ち具合がわからない、覚えていないと、あまりに無関心な方も多いのですが、男性は自分でできる健康チェックとして、こんなに分かりやすくて便利なものはないと思います。
運動や睡眠、食習慣などはスマートウォッチやアプリなどで健康管理できますが、排便、排尿、勃起具合までは難しい。パッと見るだけでできる手軽なセルフ健康チェックと思って取り入れてみてはいかがでしょうか。
適正頻度は人それぞれですが。
何事もやりすぎない、やらなさすぎない。
バランスを意識することは、本当に大事ですね。